SSブログ

広芸舟双楫 [本棚から]

1987年12月購入とあります



s-DSC06856.jpg
広芸舟双楫(木耳社)
康有為著
高畑常信訳
康有為の「広芸舟双楫」は唐代以来の”碑学”の立場を否定し、六朝時代の碑文を重視しなければならないを主張した包世臣の「芸舟双楫」の立場を支持し、さらに発展させたものである。
で、始まっています。






s-DSC06857.jpg
このページは孔子廟堂碑の事について書しています
虞世南の孔子廟堂碑は(敬顕儁)・(高湛)・(劉懿)から学んでおり、その運筆と構成がみな同じである。さらに、その源流をきわめるなら(暉福寺)から出ている。・・・。と続いています。




s-DSC06858.jpg
鄧石如行草書(対聯)
芸舟双楫・広芸舟双楫を読み解くと結局はこの鄧石如に行き当たる・・・。とも書いています。
「海は龍の世界為り、天は是れ鶴の家郷」

明清書道図説にもこの作品が掲載されていました 1986年頃

清末から民国初の政治家として書論・書家と活躍した康有為の著「広芸舟双楫」は幅広く書論について探求された貴重な資料でもあります。

時々は開いてみたい「広芸舟双楫」から

[カメラ] RX-100

共通テーマ:日記・雑感
そば岡部 -藤岡市-伊香保温泉へ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。