今も語り草とされる [本棚から]
きょうも5月を思わせる様な暖かな日となりました、散歩をしていても身体が柔らかくなった感じで軽快に歩けました。
10巻からなる大作であります
刊行記念品のパッケージ
二玄社創業40周年記念出版「西川寧著作集」刊行記念品としてこの中にカセットテープが2本入っています。
記念品は「西川寧・昭和蘭亭記念展講演」で昭和48年、東晋の永和九年から数えて27回目の癸丑に因んで開催された昭和蘭亭展の記念行事での講演が収録されています。
今も語り草とされる記念碑的講演であります。この時の西川先生は御年71歳でした。若々しい声で江戸っ子弁をしのばせる洒脱な語り口には落語家の名調子を思わせます。
後半部分が収録されているカセットテープ、昭和48年11月25日 於東京・五島美術館と記載されています。
講演内容は「王羲之蘭亭叙・張金界奴本」について
カセットテープは使用頻度によって劣化が進みます、以前に友人のK氏に依頼しこの音声をCDに編集録音して頂いております、今ではそれを聴いたりして楽しんでおります。デジタルが全て良しとは云いませんが、カセットテープの場合にはCDに編集したものの方が安心して使用できます。
語り草とされる名調子の講演収録のカセットテープから
RX-100
2016-03-31 18:00