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中华字海 [本棚から]

この厚い本は中华字海です。


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1994年9月に出版されたものです。
出版社は 中華書局・中国友誼出版公司 です。





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1994年出版当時、世界最大の字典である。と書いています。
収録字数85568字、本文の排列は部首、画数順となっています。





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何しろ殆どが初めて見る字ばかりです、こんなにいっぱい知らない字があったのかと驚いております。
この字典作成に対して長年編纂にあたった人も素晴らしいですね。
因みに編纂者は  冷玉龍、韋一心ほかとあります

なにしろ字数の多い中华字海 でした。







洋ランから
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パフィオペディラム
この洋ランは20年ほど前に園芸店で購入したものです、毎年この時期に沢山の花をつけてくれます。パフィオペディラムはもともと高温を必要とする洋ランではありません、生育は春になってからでよいので最低温度が7℃あれば十分です。冬を越す条件としては7℃以上の最低温度が保て、50~60%以上の湿度が保てる場所ならば温室が無くても育てられます。開花時期は冬から早春にかけてで、40日~50日間は咲いているのが普通です。我が家のは今咲き始めておりますので、お正月いっぱい(中旬ごろまで)はこのまま鑑賞できます。
来客の方にも喜ばれております。





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アップではこんな感じです、普及種の為本当に育てやすいです。



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花芽が出ない 
こちらは夏期に家の工事をした際に、今まで育てていた場所から移動を余儀なくされたパフィオペディラム、環境が変わったのが原因だと思うのですがこの時期になっても花芽を持ちません。

Paph.Sparshult"Jagaurs” 
スパーショルト”ジャガー” FCC
(ErnestE.platt×Biendia)の交配種です。
大輪で花弁が厚くて迫力があるパフィオペディラムです。来年こそは咲かせたいものです。
花芽が出ないパフィオペディラムでした。

[カメラ] RX-100



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手垢で [本棚から]

展覧会を見に行く度によく図録を購入してきますが、こちらの図録に関しては何度本棚から引っ張り出したことでしょうか、かなり手垢で汚れています。
 西泠印社展 の図録

汚れていますjpg
西泠印社展 東京展にて購入したものです。 昭和63年2月26日~3月2日まで 東急百貨店日本橋店にて開催されていました。
主催 読売新聞社・西泠印社
この展覧会が西泠印社展の海外に於ける初めての展覧でした、当時の中国では白黒フィルムでの撮影が主流であったため、関係者は日本側と何度も密に打ち合わせをした後に図録の完成にこぎつけたようであります。


創始者jpg
西泠印社創始者
右上・丁仁(鶴蘆)
右下・呉隠(石潜)
左上・王褆(福盦)
左下・葉銘(葉舟)
左頁 呉昌碩照像


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趙之謙の 五言詩四屏 です
落款印には
會稽趙之謙印信長寿 が押印されています。趙之謙の篆刻作品の中でも傑作と言われております。

金農(冬心)からはじまり書・畫・拓本・印譜・篆刻・印屏に釈文解説、西泠印社の紹介に印社略年表、日本との交流写真など本当に盛りだくさんの図録です。

大分ページも剥がれてきているところもありますが大好きな図録だけに大切に使わなければと思います。



[カメラ] RX-100



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丁家の人びと [本棚から]

この本は著者の丁如霞女史にお会いした時に購入したものです。

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丁如霞氏サイン.jpg

丁如霞女史のサイン


幻の「鶴泉印泥」が甦る。と銘打って丁鶴蘆研究会が主催し丁鶴蘆研究会の最高顧問「高式熊」先生の講演会に行ったときに購入した本がこの「丁家の人びと」です。本は(杭州のはじまり)~(西泠印社)~中略~(故郷に帰ってきた父と母)の内容で結んでいます、かなり読み応えのある本だと思います。著者の丁如霞女史は西泠印社の創設メンバーの1人「父方の祖父 丁仁 (鶴蘆) 」と上海西泠印社(印泥製造)の創始者「母方の祖父 呉隠 (潜泉)」の孫娘で上海出身です。現在は丁鶴蘆研究会々長と日本ではソフトウェア開発会社の代表取締役社長に就任しております。

これからは印泥についてのお話になります

鶴泉印泥について
顔料 朱沙(硫化水銀)
油脂 ヒマシ油 野菜油など(植物性油脂)
植物繊維 もぐさ とありました。この日の高式熊先生の講演は印泥の歴史から鶴泉印泥の製造プロセス、印泥を付けての押印方まで色々なご説明と解説がありました。
印泥もピンキリで高価なものから手ごろな価格のものまで多種多様です。上記の鶴泉印泥はもちろん上質な印泥になり値段もそこそこ・・・です。

印泥をご使用の際に注意したいこと
印面に印泥が万遍なく付くように、軽くトントンと叩くようにして付着させます。押印の際は印面全体に均等に力を加え、ゆっくりと押してください。
長い間使用しない場合、印泥の辰砂成分が沈み油が浮きあがることがあります。同梱のヘラで印泥をよく練り、丸く盛り上げた状態にしてお使いください。
使用後には必ず蓋をして布箱に入れた上、湿気の少ない日光の当たらない場所に置いて保管してください。
と解説されておりました。

硯・筆の手入れ等はよくお聞きしますが意外と印泥については無頓着な人も多いのではないでしょうか、そんな意味からしてありがたい講演会でありました。

[カメラ] RX-100



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